売掛金・買掛金について まとめてみた

簿記関係
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売掛金・買掛金について

貸借対照表の売掛金・買掛金について以下にまとめてみました。おまけで、貸倒引当金も

売掛金とは?

商品を掛取引によって販売した場合(売上計上)に生じる代金を受け取る権利のことです。貸借対照表の資産に分類されます。

ちなみに、売掛金を 100円 回収した時の仕訳は

借方貸方
現金など 100円売掛金 100円

買掛金とは?

売掛金とは逆で、商品を掛取引によって販売した場合(仕入計上)に生じる代金を支払う義務のことです。貸借対照表では負債に分類されます。

ちなみに、買掛金を 100円 支払った時の仕訳は

借方貸方
買掛金 100円現金など 100円

そもそも 掛け取引とは?

掛け取引とは

商品の売買代金を後日に受け取ったり、支払ったりすることを約束して商品を売買することです。信用取引とも言われます。イメージとしては、飲食店などにおけるツケ払いのようなイメージです。ツケ払いは店と客の信頼関係により支払を先延ばしにしたりしますよね。

掛け取引のメリット

企業間の取引は、1日に何十回、何百回も行われるます。その度に現金を支払う、振込をするのは手間がかかる上に余計なコストもかかってしまいます。
そのため、掛け取引で一定期間(1ヶ月など)の取引金額をまとめて精算するほうが効率的です。

掛け取引における締日について

期間の取引の合計をする期日のことです。取引ごとに月次の締め日が設定されています。
例えば・・・
「月末締めの翌25日払い」というのは、請求などを月末で一度合計して翌月の25日に支払うということです。

4月末締めの翌25日払いの場合は、4/1~4/30の請求分を5/25に支払うといった感じです。

貸倒引当金とは?

取引先が倒産するなどで、売掛金などが回収できなかったことを貸倒と言います。

この貸倒に備えて、計上するのが貸倒引当金です。

貸倒引当金を計上せずに、売掛金 100円 が貸倒れた時の仕訳は

借方貸方
貸倒損失 100円売掛金 100円

上記と同じケースで あらかじめ貸倒引当金を 50円 計上していた時の仕訳は

借方貸方
貸倒引当金 50円売掛金 100円
貸倒損失 50円

最後に

貸借対照表の売掛金・買掛金・貸倒引当金について

ざっくり、まとめてみました。貸借対照表の他の科目についても

気が向いたら、まとめてみたいなぁ~と思います。

ではでは

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